こんにちは。トレーナーの土屋信三です。
久しぶりのブログ更新になります。
今回はスポーツをやっている人なら飲んだことがある、アミノ酸とプロテインについて書かせていただきます。

高校生、大学生、成人になると、アミノ酸やプロテインを飲んだことがある人は多いと思います。
ではアミノ酸とはどういうものなのか?
これだけ、世間で広まっているのでなんとなくアミノ酸とプロテインの存在は知っていると思います。
しかしどのような違いがあるのか、どのような作用があるのかなど、既に知ってる人もいると思うのですが、少し書いていきます。

まずプロテインとアミノ酸は、両方ともタンパク質なので大きく分類すると同じなのです。
アミノ酸はプロテインを小さくしたものと思ってください。

プロテインはタンパク質以外のものも含まれてることがあるので、量を多く飲まなくてはいけなく、カロリーがある分胃腸の消化、吸収力が必要になります。練習後は、動かした筋肉に血液が集中してるため胃腸の能力が落ちてしまうので、プロテインよりアミノ酸の方が身体に負担がかかりません。それに、練習後は身体が栄養を欲しているため吸収が早くなるので、アミノ酸を摂取すると良いでしょう。
タンパク質は、鶏肉、牛肉、豚肉、魚類などに含まれており、すぐ食事をできる環境があればアミノ酸を摂取する必要はありませんが、ご飯をすぐ食べれなかったり、練習がハードで体が回復に追いついていかない時に、サプリメントなどでアミノ酸を摂取すると効果的です。

食事をしてからアミノ酸を摂取しても、食事を消化、吸収する働きが強くなってしまうので、アミノ酸はあまり吸収されずに終わってしまいます。
アミノ酸は体重1キロに対して2グラムまでが吸収されて、それ以上は吸収されずに尿で放出されてしまいます。
なので、ちゃんとタンパク質がとれる食事をしていればアミノ酸を飲むことはあまり必要ありません。
ただし、先程述べたように練習後すぐ食事がとれない場合などは例外です。

アミノ酸はいろんな種類があるのですが、それぞれで役割が全然違ってきます。
よくスポーツドリンクにも入っているアミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシンは筋肉の成長と維持をサポートしたり、肝臓機能を向上や神経系を高める作用があったりします。
肝臓はグリコーゲンという体を動かすエネルギー源を貯蓄したり、老廃物を分解したりと大事な機能があるところです。
細かく書くと長くなってしまうので、また別の機会に書かせていただきます。
アミノ酸の中には、トリプトファンというリラックス効果を促進する物もあります。
ちまたで売られているアミノ酸には、先程記載したバリン、ロイシン、イソロイシン、トリプトファン以外にも色んなアミノ酸が含まれていますが、トリプトファンが含まれれているアミノ酸も多いので、練習前や試合前に飲んでしまうと脳が体を休めてしまうこともあるので、気をつけてください。

長くなってしまいましたが、あくまでもアミノ酸やプロテインは普段の食事では摂取できない部分を補うものです。
まず、三食しっかり食べることが良い体を作る条件だと思います。
今度は人間の歯から考える食事の取り方を書きたいと思います。

それでは。

土屋 信三


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