Guten tag(グーテン ターク)!
スソンコーチです。
今年は、本当にスクール開催日の天気が良くないです・・・それでも、しっかりトレーニングに参加してくれる子供たちを誇らしく思います!
さて、前回書きましたブログの続編(?)を書きたいと思います。
前回は、主に「トレーニングメニュー」について、書きましたが、今回は実際、トレーニング中にコーチたちがどのような対応をしているかについて、お伝えしたいと思います。

トレーニングをする前に、当たり前ですが、必ずトレーニングメニューを作成します。
しかし、下記の2つの考え方次第で、トレーニングの質は大きく変わってきます。

・本やインターネットなどで情報収集したメニューを、そっくりそのまま子どもたちにやらせてしまう
・予め、抱えている子どもの状況(人数やレベル),ピッチコンディション(広さやグラウンドの状況),スタッフ体制など把握した上で、トレーニングメニューを上手くアレンジする

一般的に誤りがちな例として、他で見た「良いな!」と思ったトレーニングを、何の考えもなくそのままやらせてしまうことです。
人には「個人差」があるので、他でやっていた素晴らしいトレーニングが、またその他の子どもたちにマッチするとは限りません。
予め準備していても、ピッチ上ではイレギュラーなことがたくさん出てきます。
ジュニスターでも、実際に準備していたものとはまったく違うメニューに変えることも多々あったり、「しっくりこないな」と感じたら何気なくマーカーの位置を数センチ変えたり、少しオーガナイズを変えたり、ちょっとしたことに気付けるよう、常に周りを見るように心掛けています。
子どもたちにも、試合中はむしろ不測の事態の方が多く起きるので、自分で考えて対処法を見つけるように促しています。
コーチは、その対処法を教えるのではなく、原則やヒントを伝えるだけの方が良いかな、と思っています。
トレーニングという形はありますが、子どもたちは「カタチ」にハマってほしくないなという、ちょっとした矛盾もあります。

僕個人、机にむかって作業するのが苦手な性格なので、ピッチ上で練習のアイデアが浮かぶ時の方が多く、スクール中にその急な(わがままな)変化に柔軟に対応してくれるアシスタントコーチたちがいるからこそ、トレーニングが成立しているかもしれません(笑)
サッカーと同じで、チーム(コーチ陣)が機能しなければ、最高のパフォーマンス(トレーニング)を発揮できません。

たった1時間〜1時間半のレッスンですが、こういう細かい部分にも目をむけたら、色々なストーリーが見えて面白いかもしれません。

夏休みに向けてのイベントも決定したので、楽しみもまた1つ増えました!
詳細は Coming soon…です。

それでは、Tschüss!
スソンコーチ


2024年✨

仲間✨